「もういい加減にしてくれよ~」と頭を抱えたことも懐かしい。
最近では急騰・暴落で一喜一憂することも少なくなりましたね。

とはいえ、暴落が起こった時ほど世の理不尽さを実感する瞬間もありません。
仮想通貨暴落の理由や原因と、その対策ってどんなものがあるいんでしょうか?


世界情勢は常にチェックすべし!

仮想通貨は急騰することもあれば、暴落することもあります。
暴落の原因といっても、じつにさまざまな原因があるんですが、予測しやすいものとして世界的な情勢があります。

2018年1月16日~17日にかけて、マーケット全体が大暴落したことはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。

1月16日の12時ごろまでビットコインは1BTC=160万円前後でした。
これが18時になると132万円台、翌17日の7時になると100万円程度にまで下落したのです。
つまり1日足らずに60万円前後もダウンしたことになります。

正直、私も「これはいよいよ潮時か・・・。」とドキドキしながら行く末を見守っていました。

この大暴落の原因は、複数の国で仮想通貨の規制を始めたことがきっかけでした。
まず中国が仮想通貨サービスの規制する発表を行い、その後韓国やインドネシア、ドイツなども中国に続く発言をしました。
この状況に、多くの投資家たちが「このままだと仮想通貨が終了しそう」と不安に駆られ、保有していた仮想通貨を一斉に売りに出したことが原因と考えられています。

このような暴落に対処する方法は至ってシンプルで、経済など世界のニュースにアンテナを張っておくことですね。
日々チャートを見るだけでなく、ネットニュースなどもできるだけこまめにチェックしましょう。
(ただし、ネットの情報は玉石混交、フェイクニュースも多いので慎重な見極めが重要です。)

このような規制の問題のほかにも、天災や戦争・テロなどの事件が起きた時も下落要因となりますから注意したほうがいいですね。

ちなみに日本の仮想通貨に対する規制状況ですが、世界と比較すると緩やかといわれています。
しかし世界の情勢に乗って、今後どんどん規制を厳しくする可能性もゼロではないでしょう。

もし日本で規制が厳しくなったり、仮想通貨に関する法律が改正された場合には大きく値動きする可能性が高いと考えられています。
その時にいつでも対応できるよう、情報収集や避難先の検討など、常に準備しておきましょう。

取引所のトラブルを回避する!

投資や仮想通貨に縁のない人からすると、「仮想通貨って安全なの?はっきり言って怪しいよね」という疑念がまだ満ちています。
このような疑念を持たれる原因は、過去に取引所で問題が起きたことが大きいでしょう。

日本でも、記憶に新しいところではマウントゴックス事件やコインチェック事件がありましたね。

この両方の事件、共通する点があります。
それは顧客資産の管理体制がずさんだった点です。

マウントゴックスの場合、会社の代表が顧客の預かり資産を流用していました。
また、コインチェックでは本来オフラインで管理すべき資産がネットにつながっていたせいで、ハッキングを受けて巨額のNEMが盗難されてしまいました。

このように取引所で流出事件などのトラブルが起きると、セキュリティ面で不安を感じ、売り注文が集中します
その結果、仮想通貨の暴落が起こってしまいます。

もし運用するのであれば、取引所のセキュリティ対策をしっかりチェックすべきですね。
・取引所の資産と顧客資産を分別して管理しているか
・マルチシグ(トランザクションをする際にいくつかの秘密鍵を用いる技術)を採用しているか

こうした点について、しっかりと確認しましょう!
暴落対策のほかにも、自分の資産を守ることにもつながっていきます。

口コミなどで評判の良い取引所に口座を作ると安心ですよ!

ハードフォークも値動き要因に?!

仮想通貨を語るにあたって、ハードフォークも無視できません。

ハードフォークとは既存の仮想通貨が分裂を起こすことです。
2017年8月1日にビットコインがビットコインキャッシュにハードフォークで分裂したのは、ニュースでも報道したのでご存知の方も多いと思います。

通貨が分裂すると聞くと大事件と思うかもしれませんが、仮想通貨の世界では決して珍しい話ではありません
過去にはビットコインとビットコインキャッシュ、さらにビットコインゴールド、ビットコインダイヤモンドも分裂して新たに発生しています。
さらにビットコインキャッシュもさらに分裂していて、ビットコインキャンディというコインも生まれています。
もはや分裂しすぎてわけが分からないですね 笑

ハードフォークが起きる理由は、その仮想通貨の運用方針に関することがほとんどの原因です。
仮想通貨の運用をしていると、いろいろな問題点が出てきます。
運営者側はその問題の解決策を提示するのですが、意見の相違が起きることがあります。

すると運営者側に反対するグループが新しいコインを作るわけです。
こうしてハードフォークが起きると、もともと1つだったコインが2つに分かれます。
となると資金も2つに分裂してしまいますよね。

その結果、もともとあった通貨の取引価格が大きく下がることもありうるというわけです。

このようなハードフォークについても実際に起きる前にいろいろと情報が出てきます
最新の情報をチェックして、自分の運用している通貨でトラブルが起きていないか確認しましょう。

しかしこのハードフォークですが、もしその仮想通貨にもともとしっかりした基盤があれば、一時的な下落に終わる可能性も高いと考えられます。
ビットコインもハードフォーク直後は下落しましたが、徐々に持ち直していっていますよね。

含み損が起きているからといってパニックにならずに、長期的な視点で忍耐力を持つことも重要です!

2018年9月現在、仮想通貨に関しては依然、法整備が進みかけている状態です。
株などでは処罰対象になる「インサイダー取引」や「風説の流布」といった行為は、いまだに仮想通貨の世界では規制されていません
しかし近いうちに、業界団体を中心として仮想通貨の規制案が政府に提出され、安全に運用するための法整備が進んでいくと考えられています。

そうなれば、ネットで不安を煽るようなコメントを残して意図的に下げトレンドを作り出すような輩も消えていくことでしょう。
「案ずるよりも生むがやすし」というように、暴落を不安がっていては投資はできません。
まずはお小遣い程度の金額でも突っ込んでみる姿勢が重要でしょう。