先月発表された仮想通貨に関するニュースから「気になる出来事(イベント)」をピックアップする企画です!
今回は2018年4月に発表された仮想通貨ニュースから気になる出来事(イベント)をピックアップしています。


4月3日 あのCoinCehckをマネックスが買収する

今年の1月にNEMを実に580億円相当流出させてしまった取引所CoinCheck。ニュースでも広く報道されたので、仮想通貨を普段取り扱わない人でも知っている名前かもしれませんね。
このCoinCheck、どう再起するか注目していた投資家もいるでしょう。あの大手証券会社のマネックスグループに買収されることがわかりました。

CoinCheckでは問題が発覚した2か月後に記者会見を行って、経営管理体制の抜本的見直しを図ることをすでに発表しています。今回の買収劇は、まさに有言実行といえます。ちなみにマネックスグループの傘下に入る際に現経営陣は外れて、グループの中から新しい経営者を派遣することになっているそうです。

この話は専門家の間では前から予測されていたことでした。というのもCoinCheckでは買収される前に、マネックスグループから多額の出資を受けていたからです。ちなみに今回の買収で数十億円程度の金額でCoinCheckは買収された模様です。

マネックスグループは折から仮想通貨業界への参入には色気を見せていました。すでに仮想通貨取引のノウハウを持っているCoinCheckを傘下に収めることは、プラスに働くと判断できます。

4月13日 GMOコインが取引手数料の値下げを発表

GMOグループの手掛けている仮想通貨取引所のGMOコインでは、興味深い発表をこの度行いました。それは2018年4月18日15時から、仮想通貨FXにおけるレバレッジ手数料を従来の0.05%から0.04%と0.01%引き下げるというアナウンスを行ったからです。GMOコインは国内でも高い人気を誇るRippleという仮想通貨を取り扱っていることもあって、利用者も増えています。取引手数料が引き下がったことで、これまでよりもコストを気にすることなく、積極的なトレードができると期待されています。

またGMOコインは同日、貸仮想通貨サービスなるものを新しく手掛けることも併せて発表しました。貸仮想通貨サービスとは、皆さんが保有している仮想通貨をGMOコインに貸し出すものです。もし貸し出すと利子のような形で貸借料を受け取ることが可能です。貸借料に関しては、仮想通貨の数量に応じて決められます。

4月度の貸仮想通貨の募集は2018年4月11日~5月2日までとなっていて、募集上限以上の応募があった場合は抽選で決められましたね。長期保有(ガチホ)を検討しているユーザーは、黙っていても貸借料という利子によって資産を増やすことができるわけです。

仮想通貨マイニングに参入する、クラウドブロックチェーン技術の提供、そして今回の貸仮想通貨サービスなど、営業開始時から積極的な運営を展開しています。GMOコインについては、今後も目を離せません。中長期的な運用を検討しているのであれば、GMOコインにアカウント開設して貸仮想通貨サービスを活用するのも一つの手です。

4月16日 ノーベル経済学者がビットコインを評価

ロバート・シラー教授は高度経済学の権威として学会では有名な人物です。仮想通貨業界について何度も発言をし、そのたびに市場が大きな影響を受けました。ノーベル経済学賞を受賞した実績もその大きな影響力の裏打ちになっています。仮想通貨に関してシラー氏は今まで肯定的な発言を繰り返していました。「人々の行動を熱中させる力を持っている、非常に魅力的な存在だ」と表現しているほどです。

先日もニュース番組に出演した際に「仮想通貨が現在バブルであることは否定しない。しかしこれまでのバブルとは意味合いが異なる」と主張しています。「たとえ今後泡がはじけてなくなる瞬間がやってきたとしても仮想通貨そのものは消えてなくなることはないだろう」とコメントしています。つまり仮想通貨は一時的なブームで終わるのではなく、将来的に存続するとの見通しを出しました。このような経済の専門家が仮想通貨にお墨付きを与えてくれるのは好材料です。

4月21日 リップルが100万円を突破

リップルは少し前まで50円台をキープして、安定した推移を見せていました。しかしここにきて急上昇しています。この前の週から上昇トレンドがみられるようになり、50円台から70円台に上がっています。そして4月21日週は一時100円を突破するという急上昇を見せています。

仮想通貨の基軸通貨ビットコインもそれまで70万円台を行き来していたのですが、80万円台に上がった後は100万円台を行ったり来たりしつつあります。このビットコインにつられて、リップルをはじめとしたほかのアルトコインも上昇しているのではないかとみられています。ちなみに予測ポットの見解によると、5月になるとリップルはさらに上昇すると出しています。
※2018年5月15日現在、だいたい80円台をキープしているので、この予測は当たっていますね。

ただし投資家の中にはこの予測をうのみにできないという人もいるでしょう。今年の頭にリップルが大暴落をしたからです。「また同じようなことが近い将来に…」と疑心暗鬼になっている人もいるでしょう。しかし前回の場合、世界的に仮想通貨の規制が厳しくなったことが大きく関係しています。今回はそのような世界的な大きな動きはみられません。ですからあまり過剰に心配する必要はないでしょう。

4月24日 仮想通貨の時価総額は4000億USDにまで回復

仮想通貨マーケットはここにきて上昇トレンドに定着しつつあります。現時点の目標値といわれていた時価総額4000億USDに到達しています。前回この時価総額に到達したのは3月8日のことです。しかしその後3000億USDにまで下落していたのですが、そこからわずか12日でこのレベルにまで回復しました。いかに急激に上昇トレンドに入ったか、お分かりでしょう。

なぜここまで急激に時価総額が回復したのか、それがアルトコインの存在が大きいです。時価総額の高い主要通貨の中でも連日10%以上上昇しているようなコインもあるほどです。一方ビットコインを見てみると前回4000億USDになった3月8日時点の1BTC=106万円台でした。しかし現在は96万円台になって10%程度低下しています。つまりより時価総額の低いアルトコインの上昇が全体のアップに貢献したといえます。例えばビットコインキャッシュなどは24日に20%近く一気に価格を伸ばしています。その結果、昨年の12月に記録した最高レベルに近づきつつあります。

4月25日 仮想通貨取引をする金融機関が20%に?

Thomson Reutersがこの度仮想通貨市場に関する調査を実施しました。その結果、2018年には仮想通貨取引を開始する金融機関は約20%に達するのではないかと発表しました。今年仮想通貨取引を行うと期待されている金融機関のうち、約70%が次の3~6か月以内に開始する予定だといいます。6~12か月後を目標にして準備している金融機関も22%程度に達しているとのことです。

仮想通貨に関するうわさはいろいろと出ています。コールドマンサックスが仮想通貨トレーディングデスクを実装するといううわさもしばしば出ています。このように見ると、金融業界における仮想通貨の存在感はもはや無視できないところまで来ているといえます。

まとめ

今回は2018年4月に発表された仮想通貨ニュースから気になる出来事(イベント)をピックアップしています。
ビットコインが上昇するとアルトコインがつられて上昇していく構図が顕著な4月でしたが、5月はくすぶっているように見えます。
実は、あのマウントゴックスが4月26日頃に大量のビットコインを売却したことが引き金になっていると言われており、再び暗雲が立ち込めています。