金融庁から、コインチェックを含む仮想通貨業者7社に対して行政処分が出されました。
今回のニュースは悪材料なんでしょうか??

いいえ、自分はそうは思いません!
むしろ、今後の仮想通貨業界が改善方向へと育っていけるように、金融庁がテコ入れしている様子がよく分かり、ほっとしています!

コインチェックも改善を繰り返していってますし、今後も交換業者の登録と事業を継続できることはほぼ間違いないです。


3行まとめ

  • コインチェックを含む仮想通貨交換業者7社に行政処分が下る
  • 行政処分の目的は、利用者の保護と健全な取引環境を整備するため
  • 金融庁は処罰よりも、交換業者を善き方向へと導いていきたいことが感じられる!

仮想通貨交換業者7社に行政処分が下る

金融庁は2月8日に、仮想通貨交換業者7社に対して行政処分を出しました。
コインチェックを含む5社に対して業務改善命令を申し渡し、登録申請中のみなし業者2社に業務停止命令を出しました。

コインチェックは今回2回目の業務改善命令になります
また、今回はZaifを運営するテックビューロGMOコインといった、すでに登録されている仮想通貨交換業者に対しても、業務改善命令が出ています

一方で、みなし業者であるFSHOとビットステーションの2社に対しては、4月7日までの業務停止命令が出ました
FSHOの場合、取引時の本人確認や資金洗浄対策が未整備だったことが原因のようです。
ビットステーションは、なんと経営幹部が顧客の仮想通貨を私的流用していたようです。
(私はどちらも利用していなかったので影響は少ないです)

金融庁の狙いは利用者保護と健全な取引環境の整備

今回のニュースで「もう仮想通貨は終わりだ!」と思うのは早計です!!
なぜなら、 ニュースの中身を見てみれば、金融庁が仮想通貨を潰す気はなく、むしろ私たち利用者の保護と健全な仮想通貨の取引環境を整備するために、行政処分を下したことがわかる からです。

今回、業務改善命令を受けた交換業者に関しては、システム障害や不十分な情報提供などが原因となっているようです。
例えば、Zaifは頻繁にサーバーダウンすることで有名ですが、改善命令を機にサーバー環境を強化してくれれば、私たちも安心して取引できるようになりますよね。
また、大事な資産を預けるのなら、経営やシステムに不透明な部分がある取引所には預けたくはないですよね?

このように、金融庁の行政処分は仮想通貨交換業者を無慈悲に切り捨てるものではなく、顧客保護の観点や、今後の仮想通貨業界をより良いものへと導くため、交換業者に対して今できる改善を促しているという風に見えます。

言い換えると、金融庁による仮想通貨交換業者の育成に近いのかもしれません。
仮想通貨交換業者のほとんどは、金融以外の分野から参入してきた業者が多いでしょう。
※起業時は少人数の専門家や元業界関係者がいるだけで成り立ったかもしれませんが、社員が増えれば増えるほど金融業界で培ったはずのリテラシーが希薄なものとになっていったんでしょうね。

今後増えていくと考えられる仮想通貨交換業者のお手本となるべく、現在運営している交換業者を良い方向へと指導しているのではないでしょうか。

さらに安心できる材料を付け加えると、実は大手の銀行ですらたびたび行政処分は受けていますが、何度も改善しては解除されています
下の図ではみずほ銀行三井住友銀行ゆうちょ銀行三菱東京UFJ銀行といったメガバンクが受けてきた業務改善命令と業務停止命令です。


(参考元:http://www.fsa.go.jp/status/s_jirei/kouhyou.html

上記銀行は、コインチェックなど問題にならないくらい頻繁に行政処分を受けていますが、現在でも何の問題もなく営業していますよね(笑)


このように、行政処分はあくまで改善や問題の洗い出しのために一時的に「待った」をかけているだけなので、心配よりも健全な方向に改善されることが多いです。※もちろんメガバンクは政府と密接な関係があるから・・・というのもありますが。

コインチェックもNEM補償のメドが立つ!

訳580億円相当のNEMが流出したコインチェックですが、2月8日に記者会見を行い、今後も事業を継続していく考えを示しました。
3月現在でも同様で、ほぼ間違いなく事業継続となるでしょう。

【動画】2度目の業務改善命令 コインチェックが会見(2018年3月8日)

内容をざっとまとめると、

【NEM流出の原因】
・今回のNEM流出は、マルウエアを感染させられた社員のパソコンに外部から不正アクセスされ、NEMの秘密鍵を盗まれたことが原因
・内部監査やシステムリスクに関する人材が不足していた

【対策】
・ネットワークを再構築し、外部からの不正アクセスを検知できる仕組みを整えた
・サーバーや社員のパソコンはすべて新しいものに入れ替え、セキュリティの責任者やシステムリスク委員会を設置した
・外部の会社にセキュリティの監視を委託
・コールドウォレットでの入出金を導入

【今後の対応】
・システム上の安全が確認できたので、準備できた仮想通貨から順次サービスを再開する
・NEMの補償に向け専門組織を新設した
3月11日以降をメドに補償を実施する
・仮想通貨交換業者への登録に向けた取り組みは継続し、事業を継続する

【業務改善命令について】
・1回目は、システムの管理体制の強化への対応が求められた
・2回目である今回は、資金洗浄対策や企業統治など、残った課題への対応が求められる

コインチェックは見捨てられていない!むしろ今後は激アツ業者になる可能性も!?

実は金融庁は、2月時点ではコインチェックに対して交換業者への登録を拒否して廃業に追い込む方向へと舵を切っているようでした。

しかし、その後複数の仮想通貨交換業者の立ち入り検査を行って、違法行為を行うみなし業者がいたことや、コインチェックへの1回目の業務改善命令の結果、システム強化のメドが立ちつつあったことから、コインチェック存続の方向へと踏み切るようです。

つまり、コインチェックが金融庁の業務改善命令に素直に従って改善されつつあること、コインチェックよりも明らかな違法行為を行っているみなし業者がいたことから、「コインチェックのほうがマトモだね」と判断されたと考えられます。

廃業よりも先に補償と顧客資産の返還を行わなければならないということもあるでしょうし、今回のコインチェックの失敗を罰するかのごとく登録拒否して廃業させたとしても、根本的な問題解決に至ることはなく、私たち利用者の保護にもつながりません。

また、前述した通り、仮想通貨交換業者のほとんどは、金融以外の分野からの人材入が多くみられます。
金融庁も、こうした業者に対して高圧的にルールを押し付けて廃業させたり、締め出すことはできるでしょうが、その結果日本の仮想通貨市場が縮小してしまうと、私のような納税者が一気に減るので”うまみ”が無くなるしね(※税収な意味で)。

だからこそ、今回コインチェックを無慈悲に切り捨てず、正しい「金融業」の在り方へと導くために金融庁も方法を模索しているのではないでしょうか。


今回のニュースはかなり希望が持てると確信しています。
もちろん、コインチェックでのNEM補償のメドが立ったということもそうですが、金融庁がコインチェックを切り捨てることなく改善へと導き、コインチェック側も積極的に改善へ向けて動き、そして業務再開へと動き出しています!

コインチェックの業務が再開され、仮想通貨交換業者として正式に登録されたとき、おそらくコインチェックは仮想通貨交換業者の中で唯一、2度にわたる金融庁の徹底した業務改善命令の下で再起を図った交換業者となります。

いわばゼロベースから、 金融庁の意向に沿うようにやり直した、健全・安全・安心な仮想通貨交換業者として生まれ変わってくれる はずです!!

私はコインチェックの動向に注目し、今後も応援していくつもりです。(いろいろあったけれどw)

また、今回行政処分を免れたビットフライヤーも相変わらずおすすめです!!
仮想通貨の取引は、安心して資産を預けられるところを選ぶべきですね!

bitFlyerロゴマーク

ネットの反応

人型

コインチェック和田さんは偉いよな。果敢に挑戦してたし、失敗からは逃げずにしっかり対応してる。
「責任を取って辞任する」って言って真っ先に逃げちゃう社長って世の中にはいっぱいいるからね。
問題解決後に辞任ならわかるけど、後処理を他人に押し付けて辞めるのは責任感なさすぎよね。

人型(2)

コインチェックさんがネムの補償を来週あたりに行うそうです!ほっとしました^^
コインチェックさんがまた全てのサービスを開始できるように応援してます!
いつか世界のホルダーさん達が安心して仮想通貨を使える日が来ると信じます!

人型

大したもんだ〜俺はコインチェックを応援する〜過ぎた事を悔やむな、どうにもならね〜
今を整理し、これからを描けG20が過ぎれば、爆発もあり得る

人型(2)

コインチェックで返金されたお金をコインチェックで売買して貰えるような仕組みを作らないと。
10日間は手数料無料で売買とか。

人型

来週コインチェックがNEMの補償とアルトコインの取引を再開した際に大量の資金が動くと思われるのでその時市場がどう動くのか、注目するところですね!

人型(2)

悪い材料が直撃って感じで売りがはいってんな~!
このタイミングで悪材料を出しきったらG20後に超暴騰くるかもな!
来週コインチェック復活おめでとう!わーい!
(*^O^*)

人型

コインチェックが昨日の記者会見の冒頭で話した内容とほぼ同じものをメールでも通達。
こういうのは地味にたすかります。最近コインチェックは対応が早いですね。
きちんと対応しなきゃっていう姿勢が見えてユーザーとしては結構安心できるんじゃないでしょうか。

人型(2)

コインチェック、社長は退任すべきでないと思う。
もちろん応援の気持ちもあるけど、「責任を取る=辞める」という全世代的な慣習に則るのはやめてほしい。
責任を取ることとは、盤石な組織体制やサービスを整えて顧客に責任を果たすこと。
汚名を払拭するくらい頑張ってほしい。頑張れ!