市場に出回っている仮想通貨は、一説によると1000種類以上。
これだけ選択肢があれば、どれを購入すればいいかわからなくなってしまいますよね。

注意点はいろいろとありますが、仮想通貨投資する上で個人的に重要だと思う点について書き出してみました。


分散型アプリケーションを採用しているか?

まずは開発用ツールがどうなっているかです。
一部通貨の仕組みを見ると、ブロックチェーン上でアプリケーションが構築できるようになっています。
有名なところだと、イーサリアムやNEOといったところですね。

このような構造は分散型アプリケーションと呼ばれています。
中央で管理する存在(人やサーバー)がいなくて、ブロックチェーン全体で自動的に運用されるのが特徴です。

これはリスクマネジメントの意味で利点があります。
これならどんなに活発にやり取りされても、中央サーバーにアクセスが集中することはありません。
つまりサーバーダウンを防げるというわけです。

しかもオープンソースになっているので、お互いのサーバーにアクセスしてデータの共有が可能です。
ということは、データの改ざんなど不正行為をしてもすぐに発覚してしまうので、透明性が非常に高いといえます。
不正が働きにくい仕組みなので、信頼性が高まります。

トークンがどのように使われるか?

仮想通貨を公開するにあたって、ICOという資金調達を行います。
仮想通貨関連のニュースでもたびたび話題になるように、ICOによって短期間に多額の資金を調達することも可能になりました。

ICOで資金を集めたプロジェクトが、トークンをどのように取り扱うか重要な注意点になります。
より分かりやすく言うと、開発者がどの程度トークンを手元に残しているかチェックする必要があります。

開発者がある程度トークンを手元に残しておくことで、トークンの開発が進むにしたがって利益を得ることができます。
トークンは会社における株式とも言えますね。
例えば、会社の創業者であっても自社の半数未満の株式しか持っていないと、どこかの個人や法人に過半数の株式を買い占められた場合にはそちらの意向を優先しなければいけません。

同様に仮想通貨の運用を開発者がコントロールするためには、ある程度のトークンを保有しているほうが安心できるというわけです。
こういう対応をしていない場合、コロコロと運営者が変わることで信頼がガタ落ちし、価格の不安定さを招くことにもなります。

ただしあまりに保有者がトークンを手元に持ち続けると、市場に出回らなくなって、なかなか価格上昇につながりません。
トークンの保有割合と透明性の確保のバランスをどう取るかは、仮想通貨開発者にとっての課題ともいえるでしょう。

そこで個人的に注目しているのが、リップル(XRP)ですね。

リップルの場合、開発者側がある程度トークンを保有しています。
しかし、そのトークンを自分たちで持ち続けるのではなく、第三者に預ける方式をとっています。
こうすることで運営が意図的にリップルの暴落を引き起こして売り抜けるようなこともなく、透明性をしっかり担保しているわけです。

このようにトークンの保有量と透明性のバランスを意識した運営をしているところは、しっかりしていて安心して資金を出せると判断していますね。

トークンの発行上限はどうなっているか?

トークンの発行上限がどうなっているかも重要なポイントですね。

例えば、仮想通貨の中でも最もポピュラーなビットコインの場合、2100万BTCの発行上限を設定しています。
ビットコインのように発行上限が決まっていると、希少性があると判断されます。
希少性があるとはつまり、金やプラチナ、レアカードや限定グッズなどと同様に、高値のつく可能性が高いわけですね。
実際ビットコインの場合、一時期1BTC=200万円以上の値がついたこともあるほどです。

一方で仮想通貨の中には、発行上限を特別設けていない場合もあります。
その場合、なぜ上限を設けていないのかをチェックして、納得できる理由かどうか判断するといいですね。

発行上限のない仮想通貨の場合、トークンの発行ペースもチェックしておくべきです。
一度に大量のトークンが市場に出回ることがあれば、価格の暴落などを招きかねないからです。

コミュニティをチェックしよう

仮想通貨を見てみると、それぞれコミュニティを形成していますね。
このコミュニティが強いかどうかは結構重要なポイントになります。

コミュニティがしっかりしているということは、そのコインの基盤が強固であると推測できるからです。
つまり多少の価格の上下動はあっても、底堅い値動きになりやすいといえます。
損失を計上してもある程度計算でき、安定した資産運用ができます。

コミュニティの活性度を見るにはSNSが不可欠です。
仮想通貨やその開発チームのフォロワー数がどの程度になっているかチェックしましょう。
まだあまり名前の知られていない仮想通貨でも、フォロワー数のけっこういる、コミュニティのしっかりしたコインも結構あります。

そのほかには第三者の評価サイトをチェックするのも重要です。
よく利用されているのが、ICO評価サイトです。
ICOについてスコアリングで評価されています。
この中で上々の評価の出ているトークンがあれば、買いと判断できます。

個人的にCOIN JINJAにはよくお世話になっています。
ICOイベントのスケジュールがチェックしやすいので、大変重宝します。

以上、仮想通貨投資をする際の4つの注意点です。
もちろん、これはほんの基礎的な部分で、慣れた投資家はそれぞれ自分の投資スタイルや経験に則ったルールをもとに運用しています。
参考にされる初心者の方は、まずはこの4つのルールをもとに少額で投資してみてはどうでしょうか。