長期保有以外で、将来的な値上がりを期待できる「ICO」をご存知でしょうか?

ICOとは資金調達を目的に上場前の新規発行された仮想通貨へ投資を募るもので、上場後の値上がりが期待できます。

ICO の買い方・購入方法や情報収集の方法について解説します。


ICOとは??

ICOとはInitial Coin Offeringの略称です。

直訳すると「新規コイン公開」つまり初めてのコインの売り出しという意味ですね。

株式のIPO(Initial Public Offring=新規公開株)になぞらえたものです。

ICOもIPOと同様に、上場前の新規発行で資金調達をおこないます。

資金調達をおこなうために、独自コインを発行して世界中の投資家から出資を受ける仕組みがICOです。


今までにはイーサリアム(ETH)のように、開発資金調達のためにICOをおこなうケースもありました。

当時は1ETH = 0.0005BTCでしたが、現在では1BTC = 30ETH前後となりました(2018年9月)。

ICOを通じて飛躍的に上昇したケースといっていいでしょう。

また、過去にFilecoinという仮想通貨のICOでは、たった1時間で約200億円も調達された例もあります。


ICOによって投資家には仮想通貨の値上がりを期待したり、将来性のある通貨に投資できるといったメリットがあります。

加えて発行者側には、低コストで世界中から出資を受けられるというメリットがあるのです。

ICO情報の集め方

ICOは初めに発行者からプログラムの概要がプレアナウンスされます。

ホワイトペーパーと呼ばれるプロジェクト計画書が配布され、投資家はそれを参考にして投資するかどうかを判断します。


今後予定されているICOを調べるには、ICOの情報をまとめているサイトやTwitterなどを参考にしましょう。

サイトによっては詳しい分析や評価、格付けがおこなわれています。

個人的によく利用しているのはCOINJINJA(コイン神社)というICOの情報をまとめてくれているサイトです。

見やすさと使い勝手の良さから利用しています。

他にも『ICOカレンダー』などで検索するとICOの実施がカレンダー形式で一目瞭然になるようにまとめてくれているサイトがあるので、利用しやすいものを探してください。


プレアナウンスで寄せられた意見をもとにホワイトペーパーが修正されることもあります。

またオファーリングの段階になるとICOの売り出し数や価格なども決まります。

ICOは取引所でも購入できます

具体的なICOの参加方法を見ていきましょう。

ICOの買い方とは?

ICOに参加するには購入資金となる仮想通貨が必要です。

ビットコインなどもありますが、多くの場合イーサリアムで買うことができるでしょう。

取引所に口座開設をしていない人は、まず口座開設をしてからイーサリアムを買い付けましょう。


取引所に口座を開設していて、すでに参加したいICOが決まっているという人は、ウォレットを作成しましょう。

入手したイーサリアムは、イーサリアム専用ウォレット「マイイーサウォレット」に送っておきます。

ここからはいよいよICOの購入をするステップに進みます。


自分が投資したいICOの発行元のホームページから参加を申し込みます。

アカウントを登録するために本人確認書類が必要ですが、それ以外は面倒なことはありません。

あとは投資したい額のイーサリアムを送金するだけです。

登録したメールアドレスに着金の連絡が入るため、これは必ず確認しましょう。

場合によっては送金に1日程度かかるので、余裕をもって送金するようにしましょう。

無事に購入できれば、ICO終了後に自分のウォレットに新規発行されたコインが振り込まれます

ICOに投資するうえでの注意点

成功すれば大きな利益を生み出してくれるICOですが、もちろん注意点もあります。

そもそもICO自体はスタートアップを支援する投資と考えた方がいいでしょう。

当然、すべてのスタートアップ企業が成功するわけではありません

投資したプロジェクトが結局頓挫したり、開発が途中で止まったままになってしまうこと、あるいはプロジェクト開発者が資金を持ち逃げするリスクもゼロとは言い切れません。


また株式であれば、購入することで議決権が与えられます。

会社の意思決定に関与したり、株主総会に参加したりといった権利は株主になることで得られるものです。

しかしICOの場合、投資家はそのプロジェクトに関与することは困難です。

そのため、ICOを申し込む前には公式サイトの内容をしっかり確認するようにしてください。


ICO投資ではハッカーによるフィッシング詐欺や、そもそもプロジェクト自体が詐欺であるという事案もあります。

一つの情報に頼るのではなく、さまざまなところから情報を収集するようにしてください。

また送金の際には送金先のアドレスをちゃんと確認しましょう。

ICOは個人投資家の可能性を広げる

仮想通貨で取引するICO投資は、国境に関係なく世界中の誰でも仮想通貨で投資できることが強みです。

今まで私たち個人が投資できる企業やプロジェクトは、一部のベンチャーキャピタルなどほんのわずかしかありませんでした。


ICOであれば制限もなく、自分が応援したい企業やプロジェクトに投資することができます。

これは今、最前線にあるテクノロジーやサービスを勉強する機会にもなります。

将来性が高い新規発行通貨を長期間保有して応援し続けてもいいでしょう。

またプロジェクトが成功することで値上がりすれば、売買で利益を出すこともできます。

ICOで投資した仮想通貨が上場後に何百倍にもなったというような高騰も、決して夢物語とは言い切れないのです。