2014年に誕生したにもかかわらず、着々と台頭してきているマイナーコインがデジバイトです。
2017年にはマインクラフト内のアイテムとデジバイトを交換できることが話題になりましたね。
今回デジバイト(DGB)とは何か、その仕組みや将来性について紹介していきます。


デジバイトとは?


デジバイト(Digibyte/DGB)は、現在も増え続けている仮想通貨の中でも、かなり古参のアルトコインになります。
デジバイトが誕生したのは2014年
なんとイーサリアムの誕生するほぼ1年前でした。

デジバイトは総発行数がかなり多く、ビットコインが2100万枚となっているのに対し、デジバイトは210億枚です。

今後もまだまだマイニングが活発になりそうですね!

デジバイトは古いコインですが、その特徴には先見性があります。

詳細は後述いたしますが、Segwitが初めて実装された仮想通貨だったり、51%攻撃に対応するため5つのアルゴリズムを用いていたり、マイニングの難易度を常時調整していたりするなど、他のアルトコインのようなキャッチ―さはありませんが、堅実な設計思想をうかがわせる仕組みになっています。

また、近年高騰の原因となったゲーム内アイテムと交換できるようにするなど実験的な試みも実施しています。

突飛なことをしでかして高騰・暴落するギャンブル的面白さには欠いていますが、今後も堅実に発展してくれると期待されるアルトコインの一つです。

デジバイトの仕組み

デジバイトにはスケーラビリティ問題に対応できる仕組みがあります。

スケーラビリティ問題とは、取引量が増えてきたときにブロックサイズがネックとなって、全体の取引に遅延が発生してしまうものですね。
一つのブロックに記載できるトランザクションの数は決まっているため、取引量が増えてくると記載できなかったトランザクションは次や、さらにその次のブロックに記載されるまで取引が滞ってしまいます。

たとえば、ビットコインでは一つのブロックが生成される(マイニング速度)のに約10分かかるといわれています。
もしもトランザクションが現在生成されているブロックに記載されなかった場合、次の10分まで待つ必要があります。

一方、デジバイトでは15秒ごとに新しいブロックが生成されるので、ビットコインの1/40のスピードで取引が完了するといえるでしょう。
たとえ、トランザクションが膨大になったとしてもデジバイトなら片っ端から処理していくことができます。

さらに、デジバイトはSegwitを初めて実装した仮想通貨としても有名です。
Segwitとは、簡単に言うと1つのブロックに入れるトランザクションを圧縮することで、より多くのトランザクションをブロックに押し込むことができるようになる機能です。

そして極めつけに、デジバイトでは2年ごとにブロックサイズを2倍に拡大する特別なコードが埋め込まれているそうです。
2017年には560トランザクション/秒が、2019年には1,120トランザクション/秒、そして2021年にはさらにその2倍、というように拡大していきます。

このように、デジバイトではいつかぶち当たってしまうスケーラビリティ問題に着目し、早々に対策を練ってきたようです。

他にも、デジバイトではDigiShieldという独自のdifficulty調整アルゴリズムが初めて実装されました。
それ以前にはmultipool対策としてKimoto Gravity Wellというdifficulty調整アルゴリズムが採用されていましたが、2~4倍以上のハッシュレート変動に対応できないのでmultipool対策には不十分である、アルゴリズムが複雑で難解という問題点がありました。

DigiShieldでは1ブロックごとにdifficulty調整している点はKimoto Gravity Wellと同様ですが、直前のブロックを生成する際のハッシュレートから単純に調整されることや、difficultyが上昇しにくく低下しやすいという特徴があるようです。


くわえて、デジバイトでは5つのアルゴリズムの中から、好きなアルゴリズムを選んでマイニングすることが可能です。

最初はLitecoinと同じScryptを採用していたようですが、現在ではSHA-256やSkein、Groestl、Qubitなども加えた計5つのアルゴリズムの中から、マイナーが好きなアルゴリズムでマイニングができます。

これにより、51%攻撃といった一部のマイナーがマイニングを独占するような状態を防いでいます。

デジバイトの将来性について


デジバイトは2014年に登場した古参の仮想通貨ですが、スケーラビリティ問題への対策を念頭に中身が組まれているので、仮に今後取引量が爆発的に増加しても、十分に機能し続けると考えられる強い仮想通貨だと思います。

また、一部のマイナーが独占できないように5つのアルゴリズムを用意して分散させるなど、非常に考えられた仕組みをしていると思います。

今後の発展性についてですが、2017年には世界的ブームになっているゲーム「League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)」「Minecraft(マインクラフト)」で、ゲーム内アイテムとデジバイトを交換できるという情報によりかなり高騰したようですね。

今後もこうしたゲームとの連携により、デジバイトの価格が上がっていくことは十分にありうると考えられます。

また、デジバイトにはDIGUSIGN(ディグサイン)というスマートコントラクト機能も実装されています。
デジバイトのブロックチェーン上に、契約書や公的な証明書、病院のカルテなどのPDF文書を安全に保管することができるというものです。
ただし、この点に関してはFactom(ファクトム)ともかぶっている機能なので、どのように差別化を図っていくのか注目するポイントかなと思います。

デジバイトはビットコインの1/40のスピードで取引ができ、今後取引量が増加しても対応できるよう2年に1度ブロックのキャパも拡大します。
さらに、仮想通貨として以外にも、DIGUSIGNという公文書の保管に最適なプラットフォームを持っています。

さらに、現在まだかなり安いので、試しに購入してしばらく動向を見守っても面白いコインだと思います。

デジバイトの価格

デジバイトの上場している取引所

POLONIEX
LITEBIT
CRYPTOPIA
BITTREX
HITBTC

デジバイトを管理するウォレット


Windows、Mac OS、Linuxなどのデスクトップウォレット、 Androidnモバイルウォレット、Chrome拡張機能のウォレットなど、各種端末に対応した公式ウォレットが無料で利用できます

iOS版ウォレットは現在準備中なので、もう少し待ってみましょう。