少し前にビットコインがSegwit2xにハードフォーク(分裂)することが中止になるという発表がありましたが、今度はBitPicoという謎の存在がSegwit2xを続行させると言い始めました。

追記:11月12日(日)にBitPicoからハードフォークを断念する旨のメールが配信されていたそうです。文面を見る限り、やはり価格のつり上げ目的だったのかなぁと感じます。
(参考元:https://lists.linuxfoundation.org/pipermail/bitcoin-segwit2x/2017-November/000708.html

BitPicoは個人なのか団体なのか、男なのか女なのか、その一切が謎の匿名的存在です。


今回BitPicoがメーリングリストに投稿した内容をざっくり紹介すると、以下のようになります。

  • BitPicoはフォークを実行する
  • ネットワーク上のハッシュレート(※)が30%も消えたのは、BitPicoによるもの
  • 誰にもBitPicoを止めることはできない
  • このメールはBitPicoの宇宙船から送られている

非常に中二病感あふれる内容ですね!


ただし、BitPicoに対して、以下のような疑問があります。

  • そもそも彼らはどのようにしてSegwit2xにフォークさせるつもりなのか?
  • ハッシュレートが30%消えたことが、BitPicoの仕業であることを示す根拠がない
  • BitPico、お前の宇宙船に乗せてくれ

これってたぶん、Segwit2xを先物で買ってたけど中止で暴落してしまったから、デマを流して少しでも価格をつり上げようとしている(地球上の)どこかの誰かさんによる仕業だと思われます。



https://jp.investing.com/currencies/b2x-btc

上の図は、ちょうど11月9日にフォーク中止が発表されて、Segwit2xの先物の価格が暴落したときの値動きです。
これだけ急落していると、Segwit2xを買ってて大損した人たちの中から、「少しでも値を上げて売り切らないと!!」って考えて、デマとか怪文書をネットで回すような人がいても不思議ではないでしょう。

ちなみにですが、根拠のないデマを流して、相場を変動させる行為は「風説の流布」として、日本では法律で禁止されています。

今回のBitPicoによる発表がどれくらい信ぴょう性のある話であるかは分かりませんが、あまりこういうデマっぽい情報には流されたくないものです。


※ハッシュレートとは

日本語では「採掘速度」。
マシンの計算力の測定単位になっています。

ブロックチェーンの各ブロック同士をつなぐ部分をハッシュ値といいます。
各ブロックは、ひとつ前のブロックの内容に基づいて生成されたハッシュ値を持っています。

このハッシュ値は元のデータからは必ず同じハッシュ値が出てきますが、ハッシュ値から元のデータを逆算することはできません。

これが、ブロックチェーンが書き換え不可能だといわれる理由です。
ブックチェーンにつながる新しいブロックは、その条件を満たすハッシュ値を出せた人に生成する権利が与えられます。

このハッシュ値を、1秒間に何回計算できるかを表したものがハッシュレートです。

ネットの反応

人型

ビットピコとやらのハードフォークはあんま意味ないだろ。
ハッシュレートが2%もいかないんじゃ、取引所も扱わない可能性もあるし。
マイナーが80%以上支持してた2Xとじゃ規模が違い過ぎて無視していいレベル。たぶん。
(※9月のメール投稿で、BitPicoはネットワークにおいて1.63%のハッシュパワーを持っているといっていた)

人型(2)

そもそもBitpicoのB2X強行のニュースは少なくとも12時間以上前には出ていたんだ。
しかし、その割には今日の市場の反応はそう大きいとは言えるものでもなかった。
もしかしたらガセか、それとも一部の奴らだけでやっても影響は小さいという判断なのかだな。

人型

正体不明のマイナー集団BitPicoがそれでもセグウィット2xを遂行すると宣言 難易度を引き下げたのは戦略??
そういえば本日11/10にBTCのディフィカルティの調節が入ると噂があったけど・・・上がるんじゃなくて下がったの??
全然分からん。 ガチで正体不明

人型(2)

強行されてもハッシュパワー1~2%程度しかないなら他のマイナーが協力しない限り影響がないような気もしますけどね。

まとめ

  • BitPicoという謎の存在が、Segwit2xのフォークを実行すると投稿
  • 根拠がない情報ばかりなので、かなり嘘くさい
  • Segwit2xの先物で大損した誰かが、相場変動を狙ってデマを流してるだけかもしれない